彷徨

新宿へ。「てんや」でざるうどんと天丼のセット。南口の紀伊国屋へ。B1にジブリコーナーがあり、「ロマンアルバム」がすべて見れたので『天空の城ラピュタ』と『紅の豚』に掲載の宮崎駿さんのインタビューだけ立ち読む。こないだ見たアニメ夜話で取りあげられていたアニメーターの金田伊功さんが『ラピュタ』では原画頭をやっていたらしい。担当箇所は、炭鉱夫のおじさんとドーラ一家シャルルのどつき合いのシーン、ラピュタに着く直前に雷雲の中で父の影を見るパズーのシーン。余談で「イイ…」は金田さんをイメージして描かれたとか。「『紅の豚』に登場する人物は皆独立した大人」という言葉に納得。他にも色々見る、これが欲しくなったけれど金欠のため断念。
単行本の階に上がってレジ前にあった笑い飯が表紙の「Quick Japan」最新号を立ち読み。三島由紀夫賞作家中原昌也さん、芥川賞作家モブノリオさんが並ぶ写真が強烈。ここでモブさんのインタビューが聞けた（動画）。
洋書の階に上がり写真集のコーナーで筑摩書房から出ている写真集『たまもの』を見る。写真家である神蔵美子さんが、評論家の坪内祐三さんと元「写真時代」編集長の末井昭さんとの生々しい三角関係を写真と日記で綴った写真集。パラパラと見てみると、すごく迫力のある写真ばかりで、見ていてとても痛々しくて、これから生きていく中でまだまだ重く辛いことや哀しいことがいくつも待ってるんだよな大変だ、と思う。自分にはちょっと濃すぎるけど、すごい写真集です。
恵比寿へ。国際交流委員会で留学についての話を聞く。明日の『ワラッテイイトモ、』のチケットを手に入れるべく川崎に向かおうとするが、電話で聞くと当日でも大丈夫そうだとのこと。
原宿へ。友人との待ち合わせ時間までBOOK OFFで戸田誠二さんの『生きるススメ』（宙出版）を読む。装丁は南伸坊さん。FBB『映画欠席裁判1』が900円。迷ったが買わず。「SARCASTIC」は改装中か？？？表参道まで足を伸ばし「Press Six」へ。何も買わず。輸入文房具ってそんなに売れるものなのか、表参道駅から徒歩一分どうやって経営が成り立っているのか謎。遊歩道まで戻り「pook et koop」に寄りつつ待ち合わせ場所へ。友人宅できのこ入りペぺロンチーノをふるまわれる。うまい。