7月30日(金)の「たけしの誰でもピカソ」ゲストに水木しげる先生と荒俣宏さん

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荒俣さんといえば、おそらくこの『江戸川乱歩と大衆の20世紀展』*1開催にともなっての放送と思われるETV特集「乱歩の幻〜美輪明宏が語る美と巨匠〜」でインタビュアーをしていて、やっぱり、あるものを好きな人がその好きなものについて語るのを聞くのはおもしろいなあと思う。例えそれが貨物列車だろうが多肉植物だろうが。



次回8月7日(土)放送のETV特集は「バチカンと現代世界」で出演は加藤周一さん。これも興味深い。
バチカンには、以前読んだ堀田善衛さんの本に、

いわゆる歴史の結節点でバチカンというのはわりと確かなことを言ってる。
スペインやフランスの庶民は、自国の政策に納得がいかないとき、ラジオのチューニングをバチカン放送に合わせてローマ法王が何をいうのか聞くという。湾岸戦争の時やってみたが日本ではバチカン放送は入らなかったけれど、その時法王は、
「片方はオスマン帝国以来の歴史に則って戦おうとし、片方は国連という現代の方によって戦おうとしている。しかし歴史と法は相なじまないものである。戦争によって解決できる問題ではない、もし戦うとすれば重大な後遺を残すであろう。」
と演説した。

とあるのを読んでから興味を持っていたので、今回色々注目して見たい。