Paul Thomas Anderson監督の次回作が明らかに

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マグノリア」「パンチドランク・ラブ」のポール・トーマス・アンダーソン監督の次回作が、アプトン・シンクレアの27年の著作『Oil』の映画化になることが明らかとなった。アプトン・シンクレア(1878-1968)は小説を手掛ける一方、社会主義的な政治活動にも熱心に取り組んだアメリカ人作家で、『Oil』はシカゴの精肉業界の実態をあぶりだした彼の代表作『ジャングル』同様、今度はカリフォルニアの石油産業の闇に光を当てた、スキャンダルと裏切りと政治をめぐる物語とのこと。自ら脚色にも当たるとのことで、実現するとアンダーソン監督にとっては初の原作ものとなる。