今日見た番組

「第28回日本アカデミー賞授賞式」をなんとなく見始めてしまったものの、これが予想外によかった。
最近の「レコ大」や「紅白」のように賞を受ける側、出席している側のテンションが昔よりだいぶ下がってきているものなんだろうな、海外から輸入した名前を冠してるし、などと思っていたら全然違った。昨年公開の邦画作品の充実ぶりもさることながら、錚々たる面子の役者さんたちもちゃんと(緊張しすぎるくらい)緊張していてとてもよかった。むしろテレビ局のアナウンサーの方がどうなんだそれはという感じで。
そして助演女優賞樹木希林田畑智子土屋アンナ長澤まさみ、YOUという5人!
で!
プレゼンターがドン!深津絵里!という感じでひとり勝手にテンション上がりました(結局最優秀助演女優賞は長澤さんが受賞。「私なんかが…」といって流した涙もよかった)。
そんな中、過去に競演した役者同士の絡みもありつつ(マスター&あずちゃんもアリ)、助演男優賞のプレゼンターで登場した佐藤浩市さんの「普段はあまり喋るほうじゃないんですが…」という受賞者の人たちに対するコメントは真情がこもっていてけっこうグッときた。それから三谷幸喜さんの『笑いの大学』役所広司キャスティングについて「日本一の演技派の俳優が日本一の喜劇俳優でもあることを証明したかった」も。個人的によかった『69』がかすってもなかったのは残念だったけど、これからも邦画盛り上がるといいですな。



その後「ニュース23」で電グル→「タモリ倶楽部」→「R30」でMJ(ディランに「thank you.」と言われたというイイ話に感動)というサブカルon the TV。