平田俊子さん

yamnak2004-10-31

ひとしきり降ったあとぐっと冷え込みそうなこの秋雨の週末は、家でじっと読書してました。で、読んでいたのが、詩人である平田俊子さんの作品を集めた『現代詩文庫 平田俊子詩集』(思潮社)。まだ読んでいる途中なんですが、とてもいいです。毒気と突き抜けたユーモアがあって、作品との乾いた距離感がなんともスカッとして気持ちよくてどんどん読んでしまう。いいなー、と思ってGoogleで検索なんかしていると、今年の9月に萩原朔太郎受賞との記事。さらにイメージ検索にかけてみると、どこかで見たようなイラストが…。

『詩人・平田俊子の悪意と笑い』という舞台の宣伝用のイラストを高野文子さんが手掛けていてびっくり。まさに、こんなところに高野さん。自分の性に合ったものを追っていってまったく思わぬところでまた別のすきな人にぶつかる、というのは何かうれしい。さて明日から11月。